上達のコツ 2026.09.01 福村祐人プロ

ゴルフのスライスが直らない原因は?プロが教える直し方と練習方法

「何度練習しても、スライスがなかなか直らない」

「右に曲がるのが怖くて、思い切って振れない」

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

スライスが出る原因は、一つとは限りません。

フェースの向き。

クラブの軌道。

ダウンスイングでの体の動き。

さまざまな原因が重なって、スライスが出ていることがあります。

また、スライスを直そうとして自分で行っている対策が、逆効果になっていることもあります。

大切なのは、無理にボールをつかまえようとすることではありません。

まずは「なぜ自分のボールが右に曲がるのか」を知ることです。

この記事では、加瀬のシミュレーションゴルフの福村祐人プロの指導経験をもとに、スライスが出る原因と直し方、練習のポイントを分かりやすく解説します。

結論|スライスが直らない人が見直したい5つのポイント

  1. ダウンスイングで体が早く開いていないか
  2. クラブが上から入りすぎていないか
  3. スライスを嫌がってフェースを閉じて構えていないか
  4. インパクトでフェースを開いて調整していないか
  5. 自分のスライスの原因を決めつけていないか

① ダウンスイングで体が早く開いていないか

スライスに悩んでいる方に多い原因の一つが、ダウンスイングで体が早く開いてしまうことです。

加瀬のシミュレーションゴルフの福村祐人プロによると、実際のレッスンでも、

「トップからダウンスイングに入るときに体が開いてしまっている方が多い」

とのことです。

体が早く開くと、クラブが外側から下りやすくなり、クラブヘッドも上から入りやすくなります。

その結果、ボールをうまくつかまえられず、右に曲がるスライスにつながることがあります。

スライスが出ると、フェースの向きやグリップばかりを直そうとしてしまいがちです。

しかし、その前に、

「ダウンスイングで体が早く開いていないか?」

を一度確認してみましょう。

ボールが右に曲がった結果だけを見るのではなく、そのスライスを生んでいるスイングの動きを見つけることが大切です。

 

② クラブが上から入りすぎていないか

ダウンスイングで体が早く開くと、クラブが上から入りやすくなります。

福村プロがスライスに悩む方を見ると、体の開きと同時に、クラブが上から入っているケースも多いとのことです。

クラブが上から入りすぎると、クラブが外側から内側へ抜ける軌道になりやすくなります。

この状態でフェースが開いてインパクトすると、ボールには右へ曲がる回転がかかり、スライスにつながります。

ここで注意したいのが、

「アウトサイドインだから、クラブを内側から下ろそう」

と、クラブの軌道だけを無理に変えようとすることです。

クラブが上から入る原因が体の開きにある場合、軌道だけを直そうとしても、なかなかスライスが改善しないことがあります。

大切なのは、

「なぜクラブが上から入っているのか?」

まで確認することです。

スライスを直すときは、クラブの動きだけではなく、体の動きと合わせてスイング全体を見ることが大切です。

 

③ スライスを嫌がってフェースを閉じて構えていないか

スライスが続くと、

「フェースが開いているなら、最初から閉じて構えればいい」

と考える方もいるかもしれません。

しかし、福村プロによると、実際のレッスンでもスライスを嫌がってフェースを閉じて構えている方は多いとのことです。

フェースを閉じて構えた状態で、そのままインパクトすれば、今度はボールが左へ飛びやすくなります。

ここで重要なのが、本人が意識していなくても、体が無意識に反応することがあるという点です。

左へ飛びそうになると、それを嫌がって、

インパクトで無意識にフェースを開いてしまう

という調整が起こることがあります。

つまり、

スライスを直したくてフェースを閉じて構える

そのまま当たると左へ飛ぶ

左へ飛ばさないよう、無意識にフェースを開く

ボールをしっかりつかまえられない

スライスが直らず、飛距離も出にくくなる

という悪循環です。

本人としては、

「フェースを閉じているのに、なぜスライスが直らないんだろう?」

という状態になってしまいます。

だからこそ、スライスした結果だけを見てフェースの向きを変えるのではなく、自分がインパクトまでにどんな動きをしているのかを確認することが大切です。

 

④ スライスを直すなら「結果」だけを直そうとしていないか

スライスが出ると、

「もっとフェースを閉じよう」

「もっとインサイドから振ろう」

など、ボールが右に曲がった結果を見て、その場でスイングを変えたくなることがあります。

しかし、ここまで紹介したように、スライスにはさまざまな動きが関係しています。

例えば、

体が早く開く

クラブが上から入る

フェースの向きを無意識に調整する

ボールがつかまらずスライスする

というように、一つのミスだけで起きているとは限りません。

そのため、最後に起きている「フェースが開く」という動きだけを直そうとしても、その前にある原因が残ったままでは、なかなか改善しないことがあります。

大切なのは、

「右に曲がったから、こう直す」ではなく「なぜ右に曲がったのか」を考えること

です。

スライスを直すときは、一度にいろいろな部分を変えるのではなく、自分のスイングのどこから崩れているのかを確認し、一つずつ改善していきましょう。

 

⑤ 自分のスライスの原因を決めつけていないか

スライスが出ると、

「アウトサイドインだから」

「フェースが開いているから」

と、自分で原因を決めてしまうことがあります。

しかし、同じように右へ曲がるスライスでも、その原因は人によって違います。

体が早く開いている方。

クラブが上から入っている方。

フェースを閉じて構えたことで、インパクトでは逆にフェースを開いてしまっている方。

さらに、こうした原因が一つではなく、いくつか重なっている場合もあります。

そのため、誰かに効果があった練習方法が、自分にも同じように合うとは限りません。

大切なのは、

「スライス=この原因」と決めつけないこと

です。

何度練習してもスライスが直らない場合は、同じ練習を繰り返す前に、一度自分のスイングを客観的に確認してみましょう。

原因が分かれば、直すべきポイントも絞りやすくなります。

自分に必要な練習を知ることが、スライス改善への第一歩です。

 

福村プロからスライスに悩んでいる方へ

最後に、スライスに悩んでいる方へ、福村祐人プロが実際のレッスンで感じているポイントを紹介します。

💬 福村プロ

「スライスに悩んでいる方を見ると、トップからダウンスイングで体が開いて、クラブが上から入っている方が多いです。

また、スライスするからとフェースを閉じて構えている方も多いですが、そのままインパクトすると左に行く形になります。

そのため、左に行かないようにインパクトで無意識にフェースを開いてしまい、結果として飛距離が出ず、スライスしているケースもあります。」

スライスが出ると、フェースの向きだけを直したくなるかもしれません。

しかし、その動きの前には、体の開きやクラブの入り方など別の原因が隠れていることがあります。

何度練習してもスライスが直らない場合は、右に曲がった結果だけではなく、「なぜそのインパクトになっているのか」まで確認することが大切です。

まとめ|スライスは「結果」だけを直そうとしない

スライスがなかなか直らない方は、まず次の5つを確認してみましょう。

  1. ダウンスイングで体が早く開いていないか

  2. クラブが上から入りすぎていないか

  3. スライスを嫌がってフェースを閉じて構えていないか

  4. 右に曲がった「結果」だけを直そうとしていないか

  5. 自分のスライスの原因を決めつけていないか

スライスには、体の動きやクラブの軌道、フェースの向きなど、さまざまな要素が関係しています。

大切なのは、右に曲がったボールだけを見て直そうとするのではなく、「なぜスライスが出ているのか」を知ることです。

原因を一つずつ確認し、自分に必要な練習に取り組んでいきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. スライスを直すには、フェースを閉じて構えた方がいいですか?

A. スライスするからといって、単純にフェースを閉じて構えれば直るとは限りません。

福村プロによると、スライスを嫌がってフェースを閉じて構えている方も多く見られます。

しかし、そのままインパクトするとボールが左へ飛びやすくなるため、左へ飛ばさないように無意識にフェースを開いてしまうことがあります。

その結果、ボールをうまくつかまえられず、スライスが直らなかったり、飛距離が出にくくなったりする場合があります。

フェースの向きだけを変えるのではなく、スイング全体を見直してみましょう。

Q. スライスはアウトサイドインを直せば改善しますか?

A. クラブの軌道はスライスに関係しますが、軌道だけを直せば改善するとは限りません。

例えば、トップからダウンスイングで体が早く開くことで、クラブが上から入り、結果として外側から内側へ振る軌道になっていることもあります。

この場合、クラブだけを無理に内側から下ろそうとするより、

「なぜクラブがその軌道になっているのか?」

まで確認することが重要です。

クラブの軌道だけではなく、体の動きやフェースの向きも合わせて確認してみましょう。

Q. 練習してもスライスが直らないときはどうすればいいですか?

A. 同じ練習を続ける前に、一度スイングを見直してみましょう。

同じように右へ曲がるスライスでも、体の開き、クラブの軌道、フェースの向きなど、原因は人によって異なります。

また、複数の動きが重なってスライスにつながっている場合もあります。

「練習しているのになかなか直らない」

「自分ではどこを直せばいいのか分からない」

という場合は、一度プロにスイングを見てもらうのも一つの方法です。

自分に必要な練習が分かれば、やみくもに同じ練習を繰り返すことも減らせます。

Q. シュミレーションゴルフでもスライスの原因は確認できますか?

A. はい。シミュレーションゴルフでは、自分のスイング映像や実際の弾道、さまざまな数値を確認しながら練習できます。

「シュミレーションゴルフ」と検索されることもありますが、正式な表記は**「シミュレーションゴルフ」**です。

シミュレーターを使えば、自分のスイング映像をチェックしながら、打ったボールがどのように飛び、どのくらい曲がっているのかを確認できます。

例えば、

体が早く開いていないか。

クラブがどのような軌道で下りているか。

実際のボールがどのように曲がっているか。

こうした部分を確認しながら練習することで、ただボールを打ち続けるだけでは気づきにくい、自分のスイングの特徴を知ることができます。

また、自分だけでは判断しにくい場合は、スイング映像や数値を見ながらプロに確認してもらうことで、自分では気づかなかった動きが見つかることもあります。

感覚だけに頼らず、自分のスイングを映像やデータで確認しながら練習できることも、シミュレーションゴルフのメリットの一つです。

 

横浜・鶴見周辺でスライスに悩んでいる方へ

スライスの原因は、人によって異なります。

体の開きやクラブの軌道、フェースの向きなど、いくつかの動きが重なっていることもあります。

加瀬のシミュレーションゴルフでは、一人ひとりのスイングや悩みに合わせて、プロが個別にレッスンを行っています。

シミュレーターで弾道や数値を確認するだけでなく、自分のスイング映像をチェックしながら練習できるため、感覚だけでは分かりにくい動きも確認できます。

「いろいろ試したけれどスライスが直らない」

「自分のどこを直せばいいのか分からない」

そんな方も、まずは一度ご自身のスイングを確認してみてください。

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この記事を書いた人
福村祐人プロ

加瀬のシミュレーションゴルフ所属レッスンプロ。厚木北高校ゴルフ部、神奈川大学ゴルフ部でそれぞれ主将を歴任。幼少期からの豊富な競技経験に加え、ゴルフクラブのフィッティングや販売の経験も併せ持つ。現在も様々なスイング理論の研究を重ねており、アプローチやアイアンショットの精度向上をはじめ、一人ひとりに最適なスイングを提案する丁寧なサポートが人気です。

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